アトピーってどんな病気なの？

アトピー性皮膚炎皮膚にかゆみなどを起こす湿疹性の皮膚疾患、
つまりアレルギー反応の一種です。

この病気はとくに幼児期から小児期に多く見られ、
遺伝的な素因も原因にあるということが最近の研究で明らかになったようです。

 

つまり母親がアトピー性皮膚炎だった場合は、
体質が遺伝する可能性が高くなりますが、

小児湿疹との見極めが難しいという問題もあります。
なんでもかんでも「アトピー」にしてしまうのは、いささか乱暴です。

 

アトピー性皮膚炎は、皮膚バリア機能の低下も遺伝的なものだと言う事が判明しています。

外部からの刺激を防御する機能が低下しているため、
皮膚が乾燥しやすくもなり、皮膚の感染症を生じやすい状態になっているのです。

 

アレルゲンの代表は、ダニ、ほこり、微生物、食物など。
こういったアレルゲンに対してIgE抗体というのが過剰に産生されているの特徴です。

このようなさまざまな素因が原因で起こる皮膚炎ですが、
人それぞれ症状が異なります。

 

対処法としては、ダニ、ほこりなどの環境対策、
入浴、石鹸での洗浄などの清潔保持、低下したバリア機能を保湿剤などで補うこと、

そういったことが挙げられますが、
根本的な治療法は、自分のもっている自然治癒の力を発揮するということでしょう。
 

アトピー性皮膚炎を自分で改善する５つの法則
「 根本的 」 にアトピーを治す方法です。